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ペット(犬猫ちゃん)健康診断のすすめ

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ポイント
  • ペットは高齢化しており病気のリスクも高まっている
  • 健康診断の内容は色々と選択できる場合が多く、病院によっては検査コースが組まれている。飼い主さんの希望にあった検査が受けられる。
  • 若いうちから1年に1度くらいの間隔で繰り返し健診を受けることが大切
  • 老齢のペットで少しでも気がかりなことがあれば迷わず受診!

 

 

ペットも年を取ります。人の1年間は4~6年に相当するなんて話を聞いたことがあるのではないでしょうか?

子犬・子猫の時代はあっという間に過ぎてしまい、気づけば飼い主さんと同じ年代に差し掛かりそれも追い抜かれてしまいますね。

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「ペットの高齢化」は喜ばしいことですが、より健康で活発に生活させてあげるためにも今日は健康診断の大切さについてお話しします。

 

健康診断って何するの?

視診・触診・聴診

獣医師の五感を用いた検査も立派な健診になります。日ごろから動物病院に通院する習慣のある飼い主さんは、ペットが飼い主さんの目の前でこれらの簡単な検査を受けている姿を見たことがあると思います。

これだけで何か異常があることが分かることが意外と多いんです。

視診(見た目)触診(触った感じ)は飼い主さんも行うことができますし「ここ、以前と様子が違う…」と気付くことができます。

ですので特に大切なのが獣医が行う聴診です。主に心臓の雑音などを聞いて異常がないかどうかを判断しますが、老齢の犬ちゃんで心臓病のリスクが高い犬種(キャバリア・チワワ・マルチーズなど)は僧房弁閉鎖不全症の有無が分かります。

 

視診・触診・聴診以外にも糞便検査・尿検査・血液検査・超音波検査・レントゲン検査が健診内容としておすすめですね。

 

各検査の特徴を見てみましょう

糞便検査

寄生虫や病原性微生物に腸管が感染していなかをチェックすることができる

尿検査

尿タンパクや尿糖・潜血・尿結石・尿中細菌の有無や尿pHの値を調べることができる

血液検査

血液中のタンパク質、肝酵素、腎臓、膵臓、血糖値、ミネラル、貧血の有無、白血球数を調べることができる

超音波検査

心臓や腹部臓器の形や大きさを超音波を用いて調べることができる。

骨組織を調べることは少し不得意。

レントゲン検査

骨組織の検査が得意で関節や骨そのものの形を調べることができる。

腹部臓器も描出できるが不鮮明なことが多く超音波検査と同時に検査して多角的に判断することが大切。

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どの検査を選択したらいいの?

どれか1項目で体全体の状態をくまなく調べられるということではなく、それぞれの検査で得意・不得意な分野がはっきりありますのでどの検査内容を受診するかはかかりつけの獣医と良く相談するようにしてください。

僕の経験的に健康診断で異常が見つかりやすいのは血液検査と超音波検査。この2項目はせっかく健診を受けるなら是非とも入れてほしいですよ!

どのタイミングで健診を受けたらいいの?

「何か異常が出てから?」では遅いです。

最近では如何に早期発見・早期治療をして病気の進行を未然に防ぐかの大切さが言われています。

実際その通りだと僕も思います。

若い健康なうちから健康診断を実施していくことが理想だと考えています。

健診のためだけに動物病院へ受診できればよいのですがなかなかタイミングが難しいのであれば、

  • 毎年の狂犬病ワクチン・混合ワクチン接種時に健診をついでに受ける
  • ペットの誕生日に健診を受けるようにする
  • 飼い主さんの誕生日でもいいでしょう

1年の中で絶対に忘れないイベントごとに関連づけてあげれば解決するかもしれませんね♪

老齢期にすでに入っているペットを飼っていて「しばらく病院に掛かっていない」「最近少し元気がないのかな?」と該当するようなことがあれば近所の動物病院へ受診されることをご検討ください。

まとめ

健康診断は検査に時間もかからず意外と気軽に受けることができます。

各検査項目の概要と照らしあわせてどの検査を受けるかご家族で話し合ってみましょう健康診断は1度受けたらお終いではなく定期的に受診することが望ましいですね。

現実的な間隔としては1年に1度程度がいいと思います。

動物病院によってはセット項目が組まれたリーズナブルな「検査コース」を準備しているところもありますのでHPなど確認してみてください。

健康診断の結果、病気が見つかってしまったら状況に応じた治療をしっかりと獣医と相談していきましょう。仮に検査の結果が「全く異常なし」で返ってきたとしてら「健康であることが証明されたんだっ」と家族みんなでお祝いしてあげるとペットも喜びますよきっと。