桃李がゆく

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猫の尿路結石のあれこれ 症状・診断

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猫のおしっこトラブルはかなり多い

猫の飼い主さんなら必ず一度は「血尿?」「おや?」「いつもより回数が多い?」と思ったことがあるでしょう。

寒い冬の時期を迎えると、こうした泌尿器系のトラブルが全国で増加します。

愛猫の様子と比較して、こんな症状が少しでも該当するようなら一度動物病院で相談してみてください。

猫を飼育するうえで常に気に掛かること―おしっこ関連にまつわる話をします。

猫の尿路疾患(下部泌尿器疾患)とは?

血尿、頻尿(一度にするおしっこの量は少ないのに回数が多いこと)、排尿困難~完全尿道閉塞(ポーズを取っているのにおしっこに時間がかかる、もしくは全く出ない)、痛みを感じている、陰部をよく舐めている、いわゆる粗相をするようになったーーーなど、これらが一つ以上認められる疾患を総称して下部泌尿器疾患と呼ばれます。

発症における雌雄差は雄の方が多く、さらに肥満の猫・去勢雄・冬季であるなどの要因が重複すると罹患率が上がる、なかなか自然治癒しない―などの特徴があります。

病因と発生機序(メカニズム)

病因として最も多いのが尿石、尿路感染(細菌が尿に沢山いること)、特発性(検査しても原因がわからないタイプ。ストレスとの関連が指摘されている)の3タイプに分類することができます。

 

尿路感染症

尿中に細菌が繁殖した場合にも下部泌尿器症状を出す。

犬と比較すると稀にしか発症しないとは言われていますが実感としては猫でもそれなりの割合で細菌性膀胱炎を発症してるように思います。

治療方法は抗生物質の投与が標準的です。

治療費は動物病院間で様々ですのでかかりつけの病院に事前に確認するようにしてください。

 

特発性

検査しても明らかな異常ないにも関わらず血尿や頻尿の症状を出す猫が近年増えてきている。

よく形容されるのは「ストレスが原因によるもの

猫が日常生活の何にストレスを感じているか一度聞いてみたいところですが、よくあるストレスの原因としては「家族構成が変わった」「引っ越した」「一人になる空間・時間が確保されていない」「トイレが汚い」「猫砂を変えた」など多岐にわたります。

ストレスの原因

  • 多頭飼育(リラックスできる時間・空間がない)
  • 食事(フード)の突然の変更
  • 不衛生なトイレ(猫砂の突然の変更もストレスの原因になり得る)
  • 生活パターンの変更
  • 家の模様替えetc
  • 家族構成の変化(人間が増えた減った。猫が増えた減った)
  • 飼い主側の過剰なスキンシップ
  • 近隣の工事などから発生する騒音
  • 強烈なにおい(香水やアロマ)

あなたの愛猫が何にストレスを感じているのか明確に判定することはとても難しいですが、列挙した中に該当する項目はないでしょうか?

何かを変更してから数日して血尿などの症状が出たということであればストレスが原因の可能性が高まります

 

尿石

ストラバイト結晶およびシュウ酸カルシウム結晶が一般的

ストラバイト結晶とシュウ酸カルシウム結晶の発症率はおよそ50%ずつである

犬の尿石症と同様に、結晶や尿石が形成されるには尿中における高濃度の尿石形成成分の存在(尿中の不純物や細菌が尿石の「核」となる)、尿石を形成しやすい尿のpH(特にpHが7以上のアルカリ性を示しているときはストラバイト結晶が形成されやすい)、尿石形成のための「時間」の3点が必要と言われています。

 

尿道閉塞は雄猫に多発しますが、これには尿道の長さと直径が関与しています。

雌に比較すると雄の尿道は長く途中でカーブしていて直径は細いーそんな理由から小さな尿石でも詰まってしまいやすいんですね。

反対に雌の尿道は太く真っすぐなので雄に比べると尿道閉塞にはなりにくいと言われています。

治療にはフードを用いた尿石溶解療法が一般的です。

また一旦溶解に成功したあとも再び尿結石を再発させないため予防的に療法食を継続することがお薦めされるでしょう。

治療期間(維持期間)は一生涯になることがほとんどです。

 

 

 

結論

猫の下部泌尿器疾患は原因は様々ですが症状はとてもよく似ています

まずは動物病院を受診して正確な原因を検査してもらいましょう。その上で尿路結石と診断された場合、長期に及ぶ食事コントロールが必要で生涯にわたっての食事療法食の給餌が求められます。

 最も大切なのは治療期間に終わりがないということを理解することです。

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今回の話はここまで。

尿石症を治療・維持する上で最もおすすめするフードをいくつかご紹介させていただきます。こちらの記事をどうぞ↓

 

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