こんにちは桃李です。
今日は少し趣向を変えて独立起業に関連する数字の話をしていきたいと思います。
さきほどTwitterにて
1000人の顧客が1年間に3万円ずつお金を出してくれたら年商3000円です
— 桃李(豪商って呼ばれたいライオン) (@touri20161201) 2018年10月2日
1500人が3万円ずつお金を出してくれた場合は年商4500万円です。
ちょーシンプルに表現すると
「年商=顧客数×単価」
掛け算なのでどちらかが増加すれば年商も爆発的に増加します。
新規顧客獲得の重要性
客単価はなかなか上げにくい側面があり根拠の無い値上げは顧客の反感を買いやすい。
— 桃李(豪商って呼ばれたいライオン) (@touri20161201) 2018年10月2日
大義名分があれば別
・原材料の異常な高騰
・消費税増税
客単価はむしろ少し低めに設定し、その分リピート率や、口コミ新規での横のつながりを狙うほうが効果的
こんなことを呟きました。もう少し掘り下げてみます。
例えば
例)会社A(社長A氏の個人自営業。従業員は社長以外に2人。テナント賃貸。起業に伴い借金あり)
現在、月25日働いて1日の平均売り上げが¥100000と仮定すると
¥100,000×25日×12か月=¥30,000,000
年商3000万円です。
ここから毎月 人件費・家賃・光熱水費・借金返済・原材料や消耗品の仕入れ代・社会保険料などの固定の経費(厳密にはこの中に固定でない経費もあります)がかかります。
会社Aの場合は規模が小さいのでそれら必要経費は全体売り上げの65~70%くらいの割合で推移しています。
ですので
実際の収入は(A社の場合)
¥30,000,000×0.35(固定経費65%ととして計算)=¥10,500,000!!!
年収¥10,000,000達成できました。
まぁここから憎き所得税などの税金が引かれますのですべてが自由になるわけではありませんが、いわゆる日本の高所得ランキング上位5%の仲間入りです。
やったー!以外に簡単じゃん!って思いませんか?
私は強くそう思います。
同じ会社Aの違う側面から考察
顧客数1000人で1年間で一人あたり平均¥30,000を会社に使用してくれれば年間¥30,000,000に到達できます。
1000人×¥30000=¥30000000
お客様が1回で¥30,000分のサービスを受けて支払ってくれてもいいし、¥3,000のサービスを10回に分けて受けるという形でもいいですね。
※顧客数が1000人もいない場合もあります。1年でもっとお金を払う人もいますし、逆に1円も使わない人も絶対にいます。
サービス料の相場(客単価)
業種により客単価というものが必ず存在しますので「1日¥100,000を達成する」といった同じ目標を掲げても1日に数人を相手にすれば達成できる仕事から、1日に何十人も接客しないと達成できない仕事まで様々です。
何が言いたいのかって言うと、
必要になるであろう経費とにらめっこして、あなたが将来起業しようとしている職種で黒字になるには
①客単価はどれくらいで、
②予測する1日平均の来店人数は何人ですか?
ってことです。こんな計算したことありますか?楽しいのでぜひ計算してみましょう!
意外と楽観的でした?
それとも絶望的でした????
顧客数こそすべて
そこでふと気が付くのが「せや、顧客数増やしたら売り上げ伸びるやんけ!」ってポイントです。
そうなんです。
無理して客単価を上げなくても顧客数が増えれば日々の売り上げって増えるんです。
上記の②を頑張って増やせってことですね。
単純です。
人気が出てどんどん人が来るようになれば年商は天井知らずです。
私は日々仕事をしていく上で大きな案件を1件こなすより、1人でも新規のお客さんが来てくれることに重きを置いています(ご新規さんが来た日は「勝ち」です。)
ウチに満足してくれたお客さんはさらに新しいお客さんを連れて来てくれます。
会社としての成長です。
仕事も増えますしやりがいも感じます。
収入も増えます。
いいことばっかりですね。
独立・起業を実行してしまったら、新規顧客の発掘は人生の命題になるといっても過言ではないと私は思います。
どの業種も激烈に競争している現代において勝ち抜いていくには、お客様に選んでいただける会社になるにはどうしたらいいのか経営的にも技術的にも常に考えて生活しています。